私の離婚ストーリー②〜ブッダと旅の始まり〜

こちらの記事は、

私の離婚ストーリー①

の続きになります。よろしければそちらからどうぞ(*^^*)

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流産してすぐの頃、本屋さんでふと手に取った仏教の本。

そこに私の今まで悩んでいたことの答えが、全て詳しい解説付きで書いてありました。

目からウロコとはこのこと。

ブッダの言葉を聞いているうちに、子供が欲しいという執着が、消えていたのです。

執着だとすら気が付いていなかったのに。

それから自分の時間をほとんど仏教の教えを学ぶことに費やし、片っ端から本を読み、どんどん心が自由になるのがわかりました。

「よし!これからはふたりで楽しく、一日一日を大切に生きるっ!」

そう思えるようになりました。


でも、もう遅かった。


夫は私から離れて行っていました。

どれほど泣いたでしょう。

目が腫れて、視界はほとんどなくなり、見えなくなりました。

お腹も空きませんでした。

ただ何日も何日も泣き続けて。

毎日神さまに祈りました。泣きながら、嗚咽のように、祈りの言葉を口にしていました。

でも、、夫が私の元を離れていってしまったという事実に、私は心の奥の奥の奥で納得していたんです。

「ほらね。私に価値なんてないんだから、当たり前でしょ。」

と。

なんて自分にひどい仕打ちをしたのかと思います。

そして全てが自分のせいだと、自分を責め続けました。

私が夫の人生を無駄にしたんだ。。私さえいなければ…。

明日の朝になったら、私、死んでいたらいいな、と本気で思っていました。

とことん、自分を痛めつけていました。

痛かった。苦しかった。

そして、そんな苦しみから脱するため、私はやっと、

自分へ還る旅

を始めました。

その旅の途中で出会うひとたちは、みんな自分を心から愛し、そして他者も同じように愛していました。

そして、流れにのるように自然に、この世界で生きていました。

私もそうありたい!

そう思って、旅を続けました。


③へ続きます。








Sae Arakawa

〜「私」を奏でるシンギングボウルセラピスト荒川紗枝のサイトです〜