目に見えない世界のこと

私は小さい頃から、クリスチャンだった祖父母の影響もあって、神さまの存在に守られていることを知っていました。

後ろにいつも天使がいて、マリアさまがついて下さっていたことも、あの頃の私は言葉に素直に出していました。

いつから言えなくなったんでしょう。

周りの子たちに馴染めなくて、浮ついていたことに気がついて、気がついたら周りに心を閉ざすことを決めていました。

そして時が経ち、色んな経験を経て、やっと心を開くことができるようになってきたけれど、

目に見えない世界のことを口にすることは、できませんでした。

根拠がなく、理論的でもなく、データなど何もないもの…否定されることが怖かった。

神さまや愛、宇宙、すべてであるもの、私の大切にしているものが、私の言葉を通すことで、軽く思われてしまうのではないかと、不安もありました。

だけど。

シンギングボウルを始めたら、

私が創造することを始めたら、

目に見えない世界をないことにはできなくなりました。

シンギングボウルを奏でているとき、

私は私という存在を超えていて、

全ての生き物がそうであるように、

神さまが私という人を通して、愛をこの世界に表現している。

これからは言葉にしていこうと思うのです。


創造を、私が拒んではいけない。


私の中に流れて溢れてくるものを、すべて音に乗せるために。








Sae Arakawa

〜「私」を奏でるシンギングボウルセラピスト荒川紗枝のサイトです〜