美しい生きもののおはなし

こんにちは♪「私」を奏でるシンギングボウルセラピスト sunnyです。

少しずつ寒くなって、着るものがモコモコしてきました。

シートン動物記の美しい鹿のお話「サンドヒル・スタッグ」を思い出しています。

ひとりの青年が美しい雄ジカに魅せられ、狩ろうとするお話です。

長い間狩るものと狩られるものだった青年と雄ジカですが、物語の最後でついにわずか数メートルという近くで対面します。

そして青年はその気高さと美しさに心を打たれ生まれ変わり、二度と鹿を傷つける事も、食用の肉とする事もしないと誓うのです。

「からだとは目に見える魂である」

青年は鹿と対面し、この意味を理解するのです。かしこく、美しい、ともに生きる生きものであることを。

この最後の数ページ、泣きじゃくって読みました。嗚咽を漏らして、目が腫れるほど泣きました。

私たちは狩るものと狩られるもの、食べるものと食べられるものでなく、同じ魂をもった美しい存在…

できるなら、私たちがしてきたことを許してくれるのなら、共にこの地球で生きていきたい。

みんな私たちと同じように誰かを愛して、寄り添って、優しい気持ちも悲しい気持ちも感じてる。

そんなふうに思いながら、ゆっくり冬に近づく寒さを感じています。

幸せな存在がたくさんいた方が、きっともっと私たちも幸せ(*^^*)

今日もたくさんの幸せを♪

たくさんの愛と感謝をこめて…

sunny

Sae Arakawa

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